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たまには空をみあげようよ

冬になると空気が澄んで星がきれいに見えるので、寒いながらも帰り際に空を見上げるのが最近のお気に入り、ナリュウです。

 

最近BSでやぶさの映画(はやぶさ 遥かなる帰還)を視聴中、泣きっぱなしという状況でした。

はやぶさについては皆さん知っていることだと思いますが、改めて確認しておきましょう。

 

”「はやぶさ」(MUSES-C)は、小惑星探査を目的に開発された探査機です。「はやぶさ」が探査するのは、地球の軌道と似た軌道を持ち、日本のロケット開発の父である故糸川英夫博士にちなんで「ITOKAWA」(イトカワ)と名付けられた小惑星です。小惑星までイオンエンジンを使った飛行を行い、自律的に小惑星に近づき、その表面から、物質のサンプルを持ち帰ることを目的にしています。

これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は月だけですが、月は変成してしまったため、太陽系初期のころの物質について知ることができません。小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体で、この小惑星からサンプルを持ち帰る技術(サンプル・リターン)が確立されれば、「惑星を作るもとになった材料がどんなものか」「惑星が誕生するころの太陽系星雲内の様子はどうか」についての手がかりが得られるのです。また地球上でサンプルの分析が行えるため、回収される量が少量であってもその科学的意義は極めて大きいといえます。” 

JAXAHP はやぶさより http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html

 

このはやぶさは一時期行方知れずになったり、エンジンが故障したり、ジャイロ(はやぶさの姿勢を制御するための機械)が2軸故障など多くの困難を乗り越え、2010年6月地球にサンプルを届け役割を終えることとなりました。

2014年にははやぶさ2(仮称)が打ち上げ予定となっています。

今年は多くの天体イベントがありました。今回を機に空に目を向けてみるのもいい機会かも知れませんね。